オペラ「ドン・パスクワーレ」

荒川区民会館(サン・パール荒川)でluna amicheオペラシリーズ第5回公演 オペラ「ドン・パスクワーレ」を観てきました。
東劇でのMETライブビューイングによるオペラ映像は観ていますが、生で実際にオペラを観るのは初めての経験でした。
迫力があって素晴らしかった。生の歌声が素晴らしかった。

ピアノの演奏者1人に指揮者1人、演者は20人強といった具合。全幕イタリア語上映で日本語字幕が付き、指揮者が兼任で物語の解説なども担当していました。
基本舞台にはソファーとテーブルが置かれており、ソファーも場面によって上から布をかけてその時の雰囲気で布を変え、男性陣の衣装替えはあまりなかったけれど、主役級の女性は一人三回の衣装替えがあり、その衣装が素敵でした。大柄の花柄のドレスから、紺とグレーのドレス、そして黒にピカピカ光るスパンコールの散りばめられたドレスへ。幕間2回入って約2時間30分くらいのオペラでした。


あらすじ。
大金持ちの老人ドン・パスクワーレは、唯一の跡継ぎである甥のエルネストの縁談相手のノリーナが気に食わない。そこで自分が結婚して子供を作ると宣言する。友人で医師のマラテスタがエルネストとノリーナのために一肌脱ぎ、ノリーナに芝居をさせる。ノリーナを修道女であった自分の妹と偽り、ドン・パスクワーレに紹介し、ドン・パスクワーレと結婚させることに成功する。その間何も知らないエルネストは家を出て行ったが、別れの挨拶をせずに家を出たのでもう一度舞い戻った時に、初めて伯父のドン・パスクワーレと自分の愛するノリーナが結婚したことを知る。すぐさまマラテスタの計画を知り、エルネストもその計画に加わった。

ノリーナは結婚するやいなや態度を一変させる。自分こそがこの家の主であると。結婚初夜にドン・パスクワーレの反対を押し切って外出し劇を見に行く。金遣いも荒くドン・パスクワーレの手元には請求書の山が届く。召使の給料も倍に上げ新たな召使も雇い始める。ドン・パスクワーレは危機を感じ離婚をしようと決心。こんなことならエルネストとノリーナの結婚を後押しすればよかったと思ったところに、実は自分の結婚した相手がマラテスタの妹でなく、エルネストが愛するノリーナなのだと知る。ドン・パスクワーレは若い彼ら二人の結婚を認め、二人に自分の相続を認めた。めでたしめでたし(完)

基本舞台を観るのが好きだし、ミュージカルが好き。物語が好きなのでオペラも好きです。生で観るのはやはりいいものだと再確認しました。METライブビューイングのように豪華絢爛というわけにはいかないけれど、生で観る迫力に勝るものはなし。いいものを観ました。

METライブビューイング R シュトラウス アラベッラ

東劇で「METライブビューイング R シュトラウス アラベッラ」を観てきました。

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METライブビューイングとはニューヨークのメトロポリタン歌劇場で演じられたオペラをインタビューなど交えて映像化したものです。今回観てきた演目の「アラベッラ」は幕間2回を含めて4時間15分という長さでした。

かつてMETライブビューイングでは「ロミオとジュリエット」「アイーダ」「デッドマン・ウォーキング」を観てきてこれで4作目。やはり古典ものは衣装や舞台セットが素敵。1860年代のウィーンの貴族社会での恋のお話でした。

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あらすじ。
長女のアラベッラは美しく社交界の華で何人もの男から言い寄られている。しかし彼女の一家は破産寸前にあり、そのため次女のズデンカは女だと金がかかるからと男装させられている。アラベッラを慕う男の中にマッテオがいたが、アラベッラは彼に見向きもしない。次女のズデンカだけがマッテオを気遣い、アラベッラに成りすまして偽の手紙を書いてマッテオに送り彼を勇気づけていた。

アラベッラの父は裕福な戦友に手紙とアラベッラの写真を送り、密かにアラベッラを嫁にもらってほしいと願っていたが、すでにその戦友は亡くなりその代わりに甥のマンドリンカがその手紙を受け取り、アラベッラの写真を見て恋焦がれてしまう。たくさんの土地と使用人400人を持つ資産家のマンドリンカはアラベッラの父に彼女との結婚の許しを請う。舞踏会の会場で二人は会い恋に落ちる。アラベッラもすぐに結婚を承諾した。

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ズデンカはアラベッラに振られたら自殺をも考えているマッテオに、アラベッラの鍵だと言って自分の部屋の鍵を渡す。暗い中でマッテオが一緒に過ごしたのはズデンカだったが、マッテオ自身はアラベッラと一緒に夜を過ごしたと勘違いしている。ズデンカがマッテオにアラベッラの鍵だと言って渡すのを見たマンドリンカは疑心暗鬼になり、夜遅く出かけホテルのロビーで一緒にいるアラベッラとマッテオを発見し激怒し、そこを立ち去ろうとする。しかしズデンカはすべて自分がやったことで、アラベッラに非はないと証言。誤解は解ける。マンドリンカもアラベッラもお互いに許し、愛を確認する。一方マッティオもズデンカの気持ちに気づき、二人も一緒になることに。めでたしめでたし(完)

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出演者や演奏家、監督などのインタビュー、他にMETへの寄付のお願いやら他の演目の宣伝などがこの映像の中に入っているので、長いオペラがますます長くなっていました。以前も思いましたが、これらは要らないなと。本編のオペラだけで十分だなあと思いました。それを除けばとっても良かった。話もハッピーエンド。2組のカップルが落ち着くところに落ち着き幸せ気分で観終えました。またこうしてオペラを観られて幸せです。

おまけ1:このオペラの予告

おまけ2:歌唱シーン1

おまけ3:歌唱シーン2

楽天スーパーナイター in 東京ドーム

5月15日に東京ドームで行われた「楽天スーパーナイター」に行ってきました。
楽天イーグルスと対戦するのは千葉ロッテマリーンズ。2対5で千葉ロッテマリーンズが勝ちました。
15~20年前くらいにバレンタイン監督時代の千葉ロッテの試合を千葉マリンスタジアムで何回か観ていたこともあり、自然と千葉ロッテを応援してましたが、一緒に行った野球好きないとこは、楽天が好きらしく(でも一番好きなのは阪神)楽天を応援してました。
ロッテの応援が声が鳴り響き凄かった。ぴょんぴょん飛び跳ねての応援は、昔と同じみたいですが。
またチケットを買った人は、楽天のユニフォームがもらえることもありたくさんの人がユニフォームを着てましたが、タオルをぐるんぐるん回して応援してるのが圧巻でした。
ファンサービスに特化したナイターで、試合の合間にたくさんの余興もあり楽しかったです。

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なえなのさんの始球式、ソプラノ歌手の岡本知高の国歌斉唱もありました。


今まで観て来た野球は父と観戦しいつもとってもいい席での観戦でしたが、今回は二階レフトの自由席。でもこれはこれでまた楽しめました。私自身は10回弱生で観ていて縁あるのは千葉ロッテと西武ライオンズ。マリーンスタジアムの花火が懐かしい。最もいい席としては東京ドームでバックネット裏の場所(巨人とどこかの試合。昔過ぎて、もう40年前のことなので覚えてない)。座る場所によって違った風景が見える。野球が大して好きでもないけど、生でたまに観るのはやはりいい。東京ドームもこういったことがないと行けないので久々に行けて良かったです。

おまけ:仕事で行った新小岩駅前のモンチッチ。また民家で見つけたスパイダーマンとデビルマン。後は久々の夜のスカイツリー。
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藤井風 日産スタジアムライブ Feelin' Good

8月24日(土)藤井風の日産スタジアムでのライブの模様が生配信されたので当日同時に観ました。バンドを入れダンサーを使い、スクリーンもライトもすべてが考えられて作り込まれており、藤井風が会場内から出演したり、バイクで場内を走るなど、演出もよく考えられていて凄いと思いました。ライブストリームとは思えないほどカメラの切り替えが完璧で、まるでDVDを買って観ている感覚になりました。色遣いも素敵でライティングや藤井風の衣装でさえ計算されていると思いました。そして彼の衣装はいつもよりとってもお洒落でした。1~2日でこの動画が削除される予定と聞いていたので、すぐに好きな曲を中心に何度か観直していましたが、それが変更され今でもYouTubeで観られます。もう2週間経ちますが、興奮冷めやらぬ感じでいまだに私は寝る前に「Grace」や「満ちていく」を観てから床についてます。それだけ癒しとなっているということなのですが。備忘録として残したいと思いました。

「Summer Grace」

ピアノ演奏で「Grace」の夏バージョンらしく、爽やかで映画音楽張りの出来。このバージョンを初めて聴いてとっても気に入ってリピして聴いている。夏の日の落ちる前の時間帯に、緑の芝と藤井風の黄色の頭と服、水色のズボン。その全体の色合いも目に爽やかで好き。


「Feelin' Go(o)d」

最も新しい曲で、80年代のポップスみたいな懐かしさがある。オフィシャルビデオもキュートでハッピーな感じだけど、ライブでもダンスで盛り上げ、カラフルな色合い、虹を使ったりして幸せな気分を演出してる。雲のマスコットも可愛い。


「旅路」

この曲がロック調にアレンジされていて、このライブでは一番衝撃的だった。このアレンジがとっても良くてノリノリな感じで聞けた。今後も色んな曲のアレンジに期待したい。まるで別の曲みたいに聞える。


「満ちていく」

ライティングも青。スクリーンも青で、星が輝き時々流れ星が流れる。すっかり夜になって会場ではペンライトやスマホの明かりを照らしてそのライトが曲に合わせて揺れ、それがメチャクチャに美しい。大好きな曲な上に、このライブの様子が暗闇の中のペンライトの光とライティングの青で、その美しさにウットリ。この曲にこの色合いがとっても合っている。美しいこの情景を観たいがためにこの歌を余計に繰り返し聴き観てる。


「祭り」

華やか。花火がスクリーンで上がって本物の花火も上がってライブのフィナーレにピッタリだった。


いい時代になったものです。無料でライブを配信して頂けるなんて。しかもまだこれからもしばらくずっと観られるなんて。藤井風の詩と曲が好きだけど、こういう前代未聞のことを平気でやってしまう行動力にも脱帽です。このライブのコメント欄を読んでいると、行きたくても行けないたくさんの人がコメントを残していて、それを読んでいるだけで泣けてきます。2週間で延べ700万人もの人がこの動画を観ている。すごいなあ。いつか参戦したいと思いました。

題名のない音楽会 公開収録 in 東京オペラシティコンサートホール

友人に誘われて「題名のない音楽会」の公開収録を観に行ってきました。東京オペラシティコンサートホールにて。席も比較的良くて、司会の石丸幹二さんや武内絵美さんの顔も良く見えました。


第一部は2024年9月7日(土)放送予定の「注目の音楽家が奏でるディズニー名曲の音楽会」指揮:出口大地、演奏:東京フィルハーモニー交響楽団、フルート:Cocomi、トランペット:児玉隼人、ヴァイオリン:新美麻奈。

1曲目は「エレクトリカルパレード」を全員で。2曲目は「I See the Light 輝く未来」~「塔の上のラプンツェル」から フルート:Cocomi。 3曲目は「リメンバー・ミー」~「リメンバー・ミー」から トランペット:児玉隼人。4曲目は「夢はひそかに」~「シンデレラ」から ヴァイオリン:新美麻奈。

キムタクと工藤静香の長女のCocomiというだけで話題をさらってしまいますが、音楽界では実力勝負。彼女が厳しい世界に飛び込んだことに拍手を送りたいです。彼女のフルート演奏は素敵でした。ラプンツェルの映画の中に何故中国や韓国などアジアの文化圏に根付いてるランタンが描かれているのだろうと、いつも不思議に思っていましたが、これを機に調べたらタイのチェンマイのコムローイ祭りがモデルとなっていることがわかりました。タイにもランタン祭りがあったなんて知らなかった。私自身は中国雲南省の南、シーサンパンナでランタン祭りを観たことがあり、ちょうど11月の満月の日でブッダの関連の祭りでした。韓ドラや中国ドラマでもよくランタン祭りの様子が描かれてますが、どちらにしてもアジアの文化がディズニー映画(ラプンツェルはドイツの物語)に取り入れられているのだとわかりスッキリしました。

「リメンバー・ミー」は好きな映画で、メキシコの死者の日を題材にした映画。色彩鮮やかでストーリーも良くてもう一度映画を観てもいいなあと思うほど好きです。トランぺッターの15歳の児玉隼人くんの演奏は堂に入ってました。大人顔負けでした。このスーパー中学生、将来が楽しみとたくさんの人が言っています。頑張ってほしいです。

新美麻奈さんはプロデビューがこのステージだそう。「夢はひそかに」もうっとりする演奏で素敵でした。

また個人的には高校3年生終わりのときに、ディズニーランドがオープンする前の内覧会に友人がアルバイトをしているコネで招待されたことを思い出しました。オープン前のガラガラのディズニーランドなんて今から思えば貴重で恵まれた機会だったなあと思い出しました。

第二部は「パリだからこそ生まれた名曲の音楽会」2024年8月3日放送予定。指揮:出口大地、演奏:東京フィルハーモニー交響楽団。1曲目はロッシーニの「ウィリアムテル」より序曲。2曲目はストランヴィンスキーの「火の鳥」より「魔王カスチェイの凶悪な踊り」3曲目はガーシュウィンの「パリのアメリカ人」1曲目と3曲目は知ってる曲でした。2曲目は何かあったみたいで2回演奏してました。「パリのアメリカ人」の映画、すっかり内容も忘れてるなあ~と思いました。少なくともブログなどに備忘録として残しておくことが大切とやはりその思いを強くしました。出口さんの口から「冷静と情熱のあいだ」という言葉が飛び出したので、辻仁成と江國香織の小説や映画、彼らの書いた「右岸」「左岸」など思い出し、東京オペラシティや隣の新国立劇場で観たロシアの演劇やら東野圭吾の「手紙」の劇、「モダン・ミリー」のミュージカルなど色々思い出してました。この公開収録で色んな忘れてしまっていることがまた思い出されて結構楽しかったです。また生演奏はやはりいいものだと思いました。特にアラカルト的な演奏会だったので楽しかったです。

おまけその1:Cocomiさんのフルートと村治佳織さんのギター演奏。フォーレ作曲「シシリエンヌ(シチリアーノ)」。蘭の花の中での演奏が耳だけでなく目も楽しませてくれます。


おまけその2:児玉隼人くんのトランペットと新居由佳梨さんのピアノ演奏。モリコーネ作曲の「ニュー・シネマ・パラダイス」。泣けます。


おまけその3:「リメンバー・ミー」のトレーラー(日本版)。好きな映画。お勧め。