天使の涙

香港映画「天使の涙」(原題:堕落天使)(Fallen Angel)を観ました。


天使の涙 [DVD]

天使の涙 [DVD]



  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店

  • 発売日: 2014/11/28

  • メディア: DVD






1995年の作品。IMDb評価は7・5。ウォン・カーウァイ監督作品。「恋する惑星」の映画の中に組み入れようとしていた物語だったが長くなったので独立させたという映画。スタイリッシュな恋愛模様、素晴らしいカメラワークは同じだが、ちょっと難しかった。「恋する惑星」のほうが好みだった。舞台は同じ重慶大廈(チョンキンマンション)。そして「恋する惑星」の流れを汲んで関連するものが色々出てきたのは楽しめた。

殺し屋の男(レオン・ライ)、そしてその殺し屋に仕事を与えるエージェントの女(ミッシェル・リー)。エージェントの女は顔を観たこともない殺し屋の男に恋している。殺し屋の彼を想像し自慰し、彼の部屋に忍び込んでごみを漁り、彼のベッドでまたも自慰行為。

殺し屋は怪我をしてこの仕事を辞めたいと思っている。エージェントの女に会う予定だが彼女は来ない。1818が好きなナンバーで、ジュークボックスの1818に入ってる歌には「忘れてくれ」とのメッセージの歌が。殺し屋はエージェント女がこれでそのメッセージを読み取ると考えている。殺し屋がマクドナルドで食べていると、金髪女(カレン・モク)がいきなり隣に座る。殺し屋はこの金髪女と一夜を共にする。

エージェント女はある日金髪女とすれ違い、殺し屋の使っている香水の香りを感ずる。金髪女もしかり。金髪女はエージェント女と殺し屋を引き合わせることにする。エージェント女はやっと殺し屋に会い、「最後のお願い」と言って、殺し屋にマージャン店で最後の仕事をさせる。しかし殺し屋はこの最後の仕事で命を落とす。(もしかしてエージェント女が殺し屋を殺したのかとちょっとドキッとした)

モウ(金城武)は小さい時に賞味期限切れのパイナップルの缶詰を食べて以来、あまり口がきけなくなった。父の仕事が重慶大廈(チョンキンマンション)の管理アシスタントで、彼は重慶大廈(チョンキンマンション)に父と住んでいる。

モウは定職につけないので、夜ごと人の店に入っては勝手気ままに商売をしては騒動を起こし、警察沙汰になっている。捕まって囚人番号は223。刑務所から出てきてもアイスクリームに火をつけて脅して食べさせ、家族ごと呼び出して脅しながら食べさせたりしてる。理髪店でやはり脅しながら髪を切ったりしてる。ある日女の子(チャーリー・ヤン)が失恋し、モウの肩を借りて酷く泣いたことがあった。「相手の女に電話してばかりいないで、直接会いに行って話した方がいい」とモウはアドバイスするが、その女の子は一向にそうしない。女の子を慰めているうちモウはこの子が好きになる。でも彼女の方は一向にモウの方を振り向かない。相手の女が金髪女で探しても見つからず、人形に八つ当たりし、ブロンディーという名の男をぶちのめしたりする。その頃モウは自分の髪を金髪に染める。時にモウはミッドナイト・エクスプレスというファストフード店で働いたりもした。

また日本人料理店でも働く。この店に殺し屋の男が食べに来たこともあった。殺し屋の男は「店はいくらくらいで開けるのか」など聞いていた。店のオーナーが日本人でこのオーナーがビデオレターを家族に送っていたので、モウもその影響を受け自分の父親のビデオを撮る。父はビデオに撮られるのを嫌がりながらも、陰でそのビデオを観て喜んでいるのを、モウは観て自分も喜んだ。後にこの父が亡くなり、モウはビデオを観て懐かしみ幸せな気分に浸る。

ミッドナイト・エクスプレスのファストフード店で、まるで「恋する惑星」のフェイのようなノリノリの踊りをしながら働くモウ。昔慰めてあげた失恋した女の子はCAの格好で店にやってきたが、男性とデートの待ち合わせだった。彼女は全くモウのことを覚えていない。モウは街に出かけると店にいた男たちと喧嘩になり傷だらけにされる。そこには麺を食べていたエージェント女がいた。エージェント女はモウにバイクに乗せてもらい家まで送ってもらう。「この温もりは永遠」と思うエージェント女だった…。

期限切れのパイナップルの缶詰、223の番号、ノリノリの踊り、ミッドナイト・エクスプレスの店のロゴ、店に現れ再会する彼女はCA、というのが「恋する惑星」と重なり面白かった。もしかしたらもっと見落とししているところがあったかもしれないけれど。

この映画では金城武の演技が最高だった。ちょっといかれた感じで、いろんな店に客を強引に引きずり込んで商売する感じや、食材となった豚にマッサージしたり、好きになった女の子に後ろから触りたいけど触れないそのもどかしさや、フェイのようなノリノリの踊りなんかも。色んな演技や表情を観れて面白かったし、うまいなあと思った。今まで金城武が出た映画は何を観たかのかちょっと調べたら「ウィンターソング」「怪人二十面相・伝」「レッド・クリフⅡ」だった。2006年から2009年の間の映画。「恋する惑星」を観たらこの映画を観るのが流れなので、観れて良かった。naonaoお勧め度★★★★

おまけ:ファンによるこの映画のトレーラー

恋する惑星

香港映画「恋する惑星」(原題:重慶森林)(ChungKing Express)を観ました。


恋する惑星 [Blu-ray]

恋する惑星 [Blu-ray]



  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店

  • 発売日: 2014/11/28

  • メディア: Blu-ray






1994年の作品。IMDb評価は8.0。香港でたくさんの賞を総なめ。ウォン・カーウァイ監督作品。トニー・レオン、金城武主演。重慶大廈(チョンキンマンション)を舞台に2人の警察官の恋をスタイリッシュに描く。泊まったことのある重慶大廈(チョンキンマンション)が懐かしかった。ウォン・カーウァイが去年「繁花」というドラマを作り、そのドラマの評判がいいと聞き観たいなあと思っていますが、配信ないので、ひとまずウォン・カーウァイの観ていない映画を先に観ようと思って観ました(「花様年華」は観ているのでそれ以外を)

警官223モウ(金城武)はメイに振られた。メイが好きなパイナップルの缶詰を毎日買っている。しかも自分の誕生日の5月1日の賞味期限のものを。30個まで買い、それでも彼女が戻らなければ諦めると決めているが、彼女は戻らず。30個一気に食べて気分悪くなるモウ。バーに出かけて金髪でサングラスをかけた女(ブリジット・リン)に北京語と広東語と日本語と英語で「パイナップルは好きか?」と尋ねるが、その反応はつれない。彼女はインド人を使って麻薬の運び屋をしていた。

警官633(トニー・レオン)はCAの恋人がいるが、その恋人がフェイ(フェイ・ウォン)の勤めるファストフード店に警官633の部屋の鍵と別れの手紙を託しにやってくる。フェイはこの鍵を使って警官633の部屋に忍び込み、自分の写真を飾ったり、カリフォルニア・ドリーミングのCDを置いて来たり、サーディンの缶詰のパッケージを変えたり、掃除をしたりしている。何度かそれを繰り返すうちにとうとう警官633にバレたが、デートに誘われる。しかし彼女はカリフォルニアへの夢を実現させるため出発し、デートには来なかった。1年後CAになったフェイは、警官を辞め店を引き継いでリノベーションをしている彼に再会する。

何と言ってもこの香港の重慶大廈(チョンキンマンション)が懐かしかった。なぜなら1991年に泊まっているから。香港には多分3回行っていて、1989年、1991年、1997年に行っている。1997年は香港の中国返還の年で比較的返還直後に行った記憶がある(返還直後の雰囲気は返還前と大して変わらなかった)けど、返還前の香港の雰囲気はもうこんなに時間が経った今ではもう映画でしか味わえないないなあと思った。1991年にバックパッカーで重慶大廈(チョンキンマンション)に泊まった頃、香港は私にとって中国への足掛かりだった。多くのバックパッカーは香港行けば必ずこの重慶大廈(チョンキンマンション)を目指していたと思う。シングルベッドの部屋はドアを開けるとすぐにベッドで、激セマな部屋だった。料金も多分他のアジアの価格からしたら宿代だけ飛びぬけて高かった。高いと言っても最低が3000円くらい(ヨーロッパやアメリカでも3000円あれば安宿に当時は泊まれたので、香港の激セマの部屋は高く感じた)世界中色々歩いたけれど、こんな激セマな部屋は香港ぐらいだったなあ。香港自体が狭いので宿の部屋も当然狭いのですが。そして映画同様この重慶大廈(チョンキンマンション)の雰囲気もこのままだった。懐かしずぎ。インド人が確かにたくさんいてインド音楽も流れてた。怪しい雰囲気がプンプンだった。一階にはいろんな店が入っていて、国籍色んな人がたくさん出入りしていて、この映画そのままだった。

また香港に行った時(タイからのフライトだったと思う)、フライトで隣に座った香港人が日本人と商売していて親日家でその上息子さんに日本人の彼女がいて結婚する様子だったので、私が日本人だと知ってこれから宿探しするというと、「ひとまず自分の家に来てお茶でも飲みなさい。息子が部屋探しを手伝うから」と言ってくれました。私はノコノコと空港からついて行ってこの方の家にお邪魔しました。たぶん比較的裕福なお宅だったかもしれませんが、それでも結構狭いなあと言う印象でした。映画で映し出される部屋の感じもこの香港人のお宅と一緒だったなと思い出しました。結局息子さんが探してくれた宿では値段で折り合いつかず、私は初めから決めていた重慶大廈(チョンキンマンション)に泊まったのでした。

映画の中にはサークルケイサンクスのコンビニや、ロフトの袋、山口百恵、三浦友和の名前など出て来るし、金城武くんが出てるので日本語もしゃべってるし(もちろん彼は広東語も北京語もペラペラだったけど)監督は日本好きなのかと思いました。少し調べたら原題の「重慶森林」の森のフォントだけ違うのは、村上春樹の「ノルウェイーの森」に対するオマージュとも言われていて、四方田犬彦氏が『「恋する惑星」は登場人物のセリフの隅々に村上春樹の「風の歌を聴け」などの初期作品の影響が圧倒的に感じられる。孤独の若い独身男の告白、コンビニでの商品へのこだわり。数字への執着。実現されない恋愛。過去の忘れられた時間へのノスタルジア』と書いていました。この監督が春樹的と呼ばれてるのも今回初めて知りましたが、監督が村上春樹好きだとは。確かにこの映画は言われてみれば、村上春樹と通底している。新しい発見でした。

ママス&パパスの「カリフォルニア・ドリーミング」の曲やフェイ・ウォン歌う「夢中人」の曲~この曲、馴染みある曲なので、一体元は誰の曲だろうと調べてみたらクランベリーズというグループの「ドリームズ」という曲でした。頭の隅にしっかりと残っているこの曲のメロディ。音楽も懐かしさを運んでくれました。またトニー・レオンの白いランニングシャツと白いブリーフ姿、そして煙草をふかしてるのが印象的でした。それとフェイ・ウォンがカリフォルニア・ドリーミングの曲を大音量でかけてノリノリに体を揺らしてる姿も。香港独特の雰囲気、猥雑な感じもこの映画ならではで、色んな人がこの映画が好きと言っている意味がわかる気がしました。私にとっては1991年に行って観た香港そのものが蘇り、懐かしさで一杯になる映画でした。あの時親切な香港人の世話で高い宿に泊まらず、予定通り重慶大廈(チョンキンマンション)に泊まり、今この映画でまた懐かしい気持ちになれて良かったなあと思うのでした。naonaoお勧め度★★★★★[王冠]

おまけ:「恋する惑星」のトレーラー

1分先の彼女

台湾映画「1分先の彼女」(原題:消失的情人節)(My Missing Valentine)を観ました。

1秒先の彼女

(Filmarksより画像拝借)

2020年の作品。IMDb評価は7.2。ファンタジーラブロマンス。台湾アカデミー賞(金馬奨)の作品賞、脚本賞など5部門受賞。日本では宮藤官九郎脚本で岡田将生くんと清原果耶ちゃん主演の「1分先の彼」がこの台湾映画をリメイクし上映してます。リメイクされる元となる映画はいい作品が多いのでこの台湾映画が気になっていました。明るくポップでコミカル。しかもほっこりして幸せ気分になる映画で好きな映画でした。観れて良かったです。

郵便局に勤めるシャオチー(リー・ベイユー)。幼い時からいつも人より1分何事も早く行動してしまう彼女。タイダンスを教える講師と知り合いになると、この講師が積極的に郵便局のシャオチーのところに通ってきて手作りのお弁当まで届けてくれる。一緒に映画を観にデートに行った後、バレンタインの日に会うことになっていたのに、なぜかシャオチーが起きてみるとバレンタインの日が一日だけ消え、自分が真っ赤に日焼けしていた…。一方バス運転手のグアタイ(リウ・グアンティン)。彼はいつも人より何事も1分遅く行動してる。彼は郵便局に毎日通いチャオチーのところで切手を買って手紙を出すのが日課。ある時彼の顔が誰かから殴られたようで膨れ上がり、手紙を出し彼女に「さよなら」と言ってその後ずっと来なくなる…。シャオチーは消えたバレンタインの日を探しに、写真館に飾ってあった自分の写真と038の番号のついた鍵を手掛かりに探し始める…。

前半はチャオチー目線で話が進み、後半はグアタイ目線で前半にチャオチー目線で見せた現実と絡めて見せます。特に後半は前半の伏線を見事に回収しているのでなるほどねとニヤリとさせます。チャオチーがラジオのモザイクのかかったDJに電話をして話す場面とかヤモリがタンスの中にいて彼女が忘れてしまった昔のものを色々見せるそのその描き方が変わっていて漫画のようでした。ちょっとおもちゃ箱を開けてワクワクする感じがありました。タイダンスの音楽、タイのエビの音楽がこれまた可笑しく、それに合わせて踊るのも楽しくてこういった軽い感じが好ましかった。そしてこの映画のハイライト、時が24時間止まり、グアタイが運転するバスにチャオチーを乗せ、バスが夕焼けの中を海岸線まっすぐに走る光景が美しかった。時の止まった24時間のうちにグアタイは思いを断ち切れないチャオチーと共にバレンタインを過ごすのです…。

彼らは小さな時に一緒に事故に遭い共に入院していて、手紙のやり取りを郵便局の私書箱宛てで行い、その後学生になってもグアタイは陰からチャオチーを見て思い続けてたことが明かされます。そしてグアタイがこれでチャオチーを思い続けるのは終わりとけじめをつけ、郵便局を出た途端に車に轢かれたのは結構ショックでした。亡くなったのかと思いちょっと呆然としましたが、彼は1年後彼女の前に再び姿を現し、私書箱の手紙をすべて読みグアタイのことを思い出したチャオチーは彼の姿を見るなり泣きだします。映画の見せ方、編集の仕方が特に秀逸でした。幸せ気分の残る素敵な映画で、日本でもリメイクしたくなる映画であることが十分わかります。日本版と見比べてみたいです。naonaoお勧め度★★★★★

花様年華

香港映画「花様年華」を観ました。



花様年華 [Blu-ray]

花様年華 [Blu-ray]



  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店

  • 発売日: 2014/11/28

  • メディア: Blu-ray






2000年の作品。IMDb評価は8・1。たくさんの賞を獲っています。カンヌ映画祭男優賞(トニー・レオン)、セザール賞外国語作品賞、モントリオール映画祭最優秀作品賞受賞など多数。1960年代の香港を舞台に既婚者同士の切ない恋愛を描いた作品。

同じアパートに引っ越ししてきた二組の夫婦。しかし、お互いの夫、妻がそれぞれ長期出張などで不在。顔を合わせるうちに残された二人チャウ(トニー・レオン)とチャン夫人(マギー・チャン)は徐々に距離を詰め親しくなり、世間体を考え秘密裏に逢瀬を重ねていくようになる。キスシーンもベッドシーンもないのに雰囲気がとってもエロティック。ラテンの有名な曲キサス、キサス、キサスなども流れ、60年代の香港の素敵な雰囲気あり映像も美しかったです。そして何といってもカメラワークが変わっていて独特。窓やドアから中を覗き見る感じに撮ったり、半身の上、真ん中、下のどれかを映すみたいな映像で味がありました。

当時の流行なのかもしれませんが、チャイナ服の襟がとても長く首が強調されて、タイの辺境にいる首長族を思い起こさせるほど。ちょっと違和感ありました。襟足があまりないほうがいいなあと思いましたが、チャイナ服自体は素敵でした。

湾生回家

汐留FSにて「湾生回家」を観てきました。

以前「函館珈琲」を観る前にトークイベントの司会をした配給会社の人がまた今回も登場して、トークイベントの司会をしていました。この映画の日本側のプロデューサーと映画に実際に出たお二人(湾生と言われる台湾で生まれ育った日本人お二人)がゲストでお話をしていきました。

ポスター画像

映画公式サイト: http://www.wansei.com/

湾生とは戦前の台湾で生まれ育った日本人を指す言葉。約20万人もの湾生がいると言われています。下関条約の締結された1895年から1945年までの約50年間、台湾は日本の統治下でした。しかし敗戦後日本本土に強制的に送還されることとなり、わずかな食料と服、現金を持って日本に引き揚げてきました。この映画はこうした人々の台湾に思いを馳せる人々のドキュメンタリー映画です。

台湾が日本統治下にあったのが50年もの長きにわたっていたことにまずビックリです。統治下にあったことを知っていてもせいぜい10年くらいかと思っていました。また引揚者の話はいろんなところで見聞きしていますが(朝鮮半島だったり、中国だったり)、台湾の引き揚げの話を見聞きするのは今回が初めてでした。

朝鮮半島や中国からの引揚者たちが大変な苦労をして時には命からがら、時には自分たちの命を守るために自分の子供が泣き止まないと敵に居場所を知られて自分たちの命も危ないからと子供の首を絞めてしまった話など悲惨な話がたくさんありますが、この台湾からの引揚者の人たちは、そういったほかの地域の引揚者たちと比べたら比べ物にならないくらいとっても幸せだったのだなあと思いました。(もちろん、着の身着のままで引き揚げているのでその後の日本での苦労は大変だったと思いますが…)

その証拠に、この映画に出てくる湾生の人たちは、幼い頃過ごした台湾のいい思い出を語り、また実際に日本に移り住んでから何十年ぶりかに台湾に再訪するも、懐かしい気持ちになっていろいろ思い出し、その思い出がほとんど素敵な思い出ばかりなので、昔を懐かしむ、故郷を思う一般の人たちと何ら変わらないと思いました。普通に変わりなく台湾を故郷と思っている湾生の人たち。観ているこちらもノスタルジックな優しい気持ちになるような映画でした。

あまりドキュメンタリー映画好きではないのですが、この映画はよかったです。湾生という人たちの存在も知ることができて。そしてちょっといい映画だなあと思ったら、岩波ホールでやるとのことでした。なるほど!と思いました。 台湾でもヒットしている映画らしいです。