グリッド

韓国ドラマ「グリッド」(Grid)を観ました。

グリッド

(ディズニープラスで配信中)

2022年の作品。IMDb評価は6.3。サスペンス・スリラー。タイムスリップもの。得体のしれない幽霊的存在を追って…の内容説明に主演がソ・ガンジュンくんで観たい反面、観るのに気が進まずにいましたが、結果観終わってみると良かったです。もっと早く観るべきでした。主役のソ・ガンジュンくんがタイムスリップし始める後半からかなり面白くなり、映画「バタフライ・エフェクト」を思い出しました。

グリッド~それは格子状のもの、方眼のもの、送電網、配管網のこと。テレビもケータイも繋がらなくなる太陽風から地球を守るため、人類を守るために1997年にグリッドが、ある謎の女によって生み出されて、そしてその彼女は忽然と姿を消します。ところが突然2021年になって彼女はコンビニ店員の殺人犯キム・マノク(キム・ソンギュン)を守るために姿を現します。その現場にはちょうど管理局で働くセハ(ソ・ガンジュン)がいました。セハのいる管理局では長年この謎の女(イ・シヨン)を探し続けていました。警察のセビョク(キム・アジュン)は読唇術ができるセハと知り合い、それ以降協力して二人はこの女、そして殺人犯を追います。

謎の女は捕まえられると、彼女の腕からチップのようなものが取り出され、また金属の塊と共に使うとタイムスリップし瞬間移動できることがわかり、セハは他の人の目を盗んで自分の腕の中に金属を入れ瞬間移動します。そこは1997年の世界で、子供のキム・マノクと彼の清掃員の父がいてマノクの父が殺され、また研究員のセハの父も殺された現場でした。そこでセハは彼らが殺されないように阻止するとグリッドが完成されないまま謎の女が消えてしまいます。2021年にまた瞬間移動すると、グリッドが完成されない世界で放射能が地球に注ぎ、人々の顔の皮膚がただれ、良く知る警察官のセビョクは図書館員として働いており、耳が聞こえず顔もただれている世界にいました。そしてグリッドの開発者として、本来はすでに亡くなっていたセハの父が生きており、グリッドを開発したお陰で大変大きな会社を運営し、母も元気でセハの家族は三人で裕福に暮らしていました。いたたまれなくなってセハがまた1997年に戻ってやり直すと、父がいきなり槍のようなものに心臓を突き刺され即死。誰かを助けようとすればグリッドは無くなるので、今度は清掃員のマノクの父が謎の女に殺されるのをセハはただただその場に立ち尽くして見届けているだけでした。そして自分の父が亡くなる場面でも。このシーンは何度やっても何かが成立せず、すべてがハッピーエンドにならない映画の「バタフライ・エフェクト」を思い出し、観ていてセハの立場に涙しました。自分の両親には元気で長生きしてもらいたいだろうけれど、たくさんの人々が苦しんでいるのと引き換えにしてまではできないその気持ちが、ただただ切なかった。泣けました。結局父は亡くなり、母は酒浸りになったときに精神カウンセリングを受けることでベッドに寝ているようなことを回避できたのが、せめてもの救いでした。

違う世界では、管理局の副局長(チャン・ソヨン)や同僚で警察官セビョクの元夫(キム・ムヨル)が亡くなったりしたのですが、セハが何度か瞬間移動しタイムスリップしたために、彼らは生きています。また殺人犯マノク逮捕に際して清掃員のおばさんが生きてた世界もあったのに彼女が殺されてしまう結果となります。そして謎の女が殺人犯マノクを何故助けるのか、それは謎の女が生存するために必要で、マノクの父方とセビョクの母方が謎の女と繋がっていることがわかります。犯人逮捕時にセハは最後殺されます。そしてもう一度過去に戻って今度はセビョクが現場に駆け付けると彼女が殺されそうになりそれを庇ってセハが亡くなります。どうあがいてもセハがこの場で亡くなることが決まっていたかのようでした。グリッドが守られるためにはセハの父やマノクの父の死が必要であったのと同じように。どう考えてもセハが最も多くのものを犠牲にしているかのようでした。悲しい。でも何年かしてセビョクは元夫とよりを戻し、子供が生まれ、その子供を連れてセハと謎の女がいるところへとやってきます。セハはどこかの世界では生きていました。最後はそこで終わっていました…。

後半からメキメキと面白さが倍増して夢中になって観てました。タイムスリップものが大好き。やり直しをすることが大好き。やり直してもハッピーエンドにならないとわかっていても。何度でも何度でも結果がたとえ同じでも。セハの立場がとっても切なかったけれど、最後の場面は別の世界ではまた生きていていグリッドに関わっているということでしょうか。このドラマを観終わった人たちからは、あまりにも最後が謎過ぎるからシーズン2の期待の声が上がっています。評価高くないけど、私の好みのドラマでした。ちなみに脚本は人気ドラマ「秘密の森」を書いたイ・スヨンによるもの。「秘密の森」より好きかも。naonaoお勧め度★★★★★

私の愛、私の花嫁

韓国映画「私の愛、私の花嫁」を観ました。


私の愛、私の花嫁 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント

  • 発売日: 2016/03/02

  • メディア: DVD






2014年の作品。IMDb評価は6・4。ラブコメ。チョ・ジョンソク、シン・ミナ主演。ソ・ガンジュンくんが出演しているので観ました。シン・ミナさん演じる美術の先生役の同僚役で彼の出番はわずかではありましたが、お気楽な軽いラブコメなので楽しかったです。

ラブラブで結婚生活を始めたヨンミン(チョ・ジョンソク)とミヨン(シン・ミナ)。しかし結婚生活を送るにつれて些細なすれ違いや誤解から徐々に二人の仲は険悪に…。

「賢い医師生活」で知ったチョ・ジョンソクさんと「オー・マイ・ビーナス」「海街チャチャチャ」のシン・ミナさん。結構お似合いでした。シン・ミナさんいつ観ても太陽のようなニコニコ笑顔で癒されます。脇役も「魔女の恋愛」でも可愛い友人役だったラ・ミランさんが最後に可愛い感じで出てたのが微笑ましかったし、「応答せよ1997」で友人役のイ・シオンさん、「恋慕」の宦官役のコ・ギュピルさんなどお馴染の顔があちらこちらにありました。ソ・ガンジュンくんが出てるから観た映画ですが、ラブコメはいつでも大歓迎なので、観れて良かったです。

華政(ファジョン)

韓国ドラマ「華政(ファジョン)」(Splendid Politics)を観ました。


華政[ファジョン] コンパクトDVD-BOX1<本格時代劇セレクション>

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン

  • 発売日: 2018/12/19

  • メディア: DVD






華政[ファジョン] コンパクトDVD-BOX2<本格時代劇セレクション>

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン

  • 発売日: 2018/12/19

  • メディア: DVD






華政[ファジョン] コンパクトDVD-BOX3<本格時代劇セレクション>

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン

  • 発売日: 2018/12/19

  • メディア: DVD






華政[ファジョン] コンパクトDVD-BOX4<本格時代劇セレクション>

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン

  • 発売日: 2018/12/19

  • メディア: DVD






華政[ファジョン] コンパクトDVD-BOX5<本格時代劇セレクション>

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン

  • 発売日: 2018/12/19

  • メディア: DVD






2015年の作品。IMDb評価は7・6。時代劇。ソ・ガンジュンくんが出ているので観ました。エピソードが65話とたくさんあり、50話くらいまではまあまあ観れてましたが、ソ・ガンジュンくんが髭を生やし子供三人の父親となった辺りから彼があまり活躍しないので、残り15話くらいは端折って観ました。「奇皇后」の51話はかなり夢中になって最後まで観れたのですがこの「華政(ファジョン)」は「奇皇后」に比べるとあまり熱中できませんでした。

16世紀朝鮮王朝時代の実在した王女貞明(ジョンミョン)公主=ファイ(イ・ヨニ)の波乱万丈な生涯を描いています。序盤に当時の15代王(チヤ・スンウォン)により王女の命が狙われ王女は日本に渡ることに。そして日本に遣わされたジュウォン(ソ・ガンジュン)が硫黄を手に入れるためにやってきて王女に助けてもらった縁で、彼女を王女と知らずに朝鮮まで連れて帰り火薬を作る部署で一緒に働くことになります。後から王女と炭鉱で仲の良かったジャギャン(コンミョン)も朝鮮に渡って来ます。16代王(キム・ジェウォン)17代王(イ・テリ)への政権移行とその混乱を描いてます。

面白かったのは日本の京都太秦での撮影があったこと。そして日本の俳優の大谷亮平さんが日本語と韓国語を話す硫黄の闇取引商人の役で出ていたことでした。またソ・ガンジュンくんもコンミョンくんも日本語をセリフとしてしゃべっていて、ソ・ガンジュンくんの和服姿も拝めたのは良かったです。またこのドラマの縁でソ・ガンジュンくんが5urpriseのメンバーと共に来日して、埼玉県日高市の高麗神社に訪れたようです。以前チ・チャンウクくんもドラマ「奇皇后」の縁で高麗神社に訪れています。機会があったら彼らの手形が高麗神社に残してあるみたいなので観に行きたいです。

ドラマではジュウォンが奥手で王女の手も握れずちょっと触れただけで顔が真っ赤になるような場面などはとっても楽しめました。王女のほうがちょっと積極的だったのも良かったです。二人の恋愛期間が終わり結婚して落ち着いてしまうと、あまり楽しみも無くなったのも事実。微妙にインパクトなくて無駄に長かったのが残念なドラマでした。まあソ・ガンジュンくん観たさのドラマ鑑賞だったので、目的は果たせました。naonaoお勧め度★★★

ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~

韓国ドラマ「ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~」(Watcher)を観ました。


ウォッチャー 不正捜査官たちの真実 <韓国放送版> DVD-BOX1

ウォッチャー 不正捜査官たちの真実 <韓国放送版> DVD-BOX1



  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン

  • 発売日: 2020/07/01

  • メディア: DVD






ウォッチャー 不正捜査官たちの真実 <韓国放送版> DVD-BOX2

ウォッチャー 不正捜査官たちの真実 <韓国放送版> DVD-BOX2



  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン

  • 発売日: 2020/07/01

  • メディア: DVD






2019年の作品。IMDb評価は7・9。サスペンス心理スリラー。警察官の不正を暴く捜査官たちの戦いを描く。ソ・ガンジュンくんが出ているので観ました。

警察官のヨングン(ソ・ガンジュン)の母は彼が幼い時に目の前で殺され亡くなります。そしてその事件に関わったト刑事(ハン・ソッキュ)とハン検事=今は弁護士(キム・ヒョンジュ)とそしてそのヨングンが共に警察官たちの不正を暴く不正捜査チームとして働くことになります…。

前半は色んな事件が起き、色んな人の名前が出てきて、途中その名前の人は一体誰だっけ?という感じで置いていかれました。少しメモを取りながらでも観たほうが良かったかもしれません。週に2話ずつ観ていたので事件の内容も忘れがちでした。でもヨングン、ト刑事、ハン弁護士のお互いが本当の犯人が誰なのかわからず信頼していない不安定な間柄なので、観ているこちらまで終始その不安が付きまとい、それがドラマの続きをまた観たい気持ちにさせていました。結局警察の上層部が手を汚しており、ヨングンの母殺しが広域捜査官班長チャン・へリンが弾みで殺してしまったことがわかり、またヨングンの父が殺した容疑は晴れました。そしてチャン・へリンが次長を殺し、その殺人を庁長がチャン・へリンに指図し、庁長を外部へと押しやったのがト刑事という複雑な終わり方でした。最終回は「監視者を誰が監視するのか?」というタイトルでしたが、本当にタイトル通り。一体誰が監視者を監視するのか?と思いました。暴かれたのは一部で闇が深く、まだまだ解決しないという感じの終わり方でした。

ソ・ガンジュンくんの、走る、銃を発砲する、人を投げ投げられる、人を殴り殴られる、ナイフで刺し刺され、血を流す…といった他のドラマでは見られないアクションをたくさん観ました。母が殺されその母を殺したのが自分の父であるという心に重い十字架を背負っての人生の役なのでほとんど笑顔を観ることなく険しい表情。個人的にはやはりラブロマンスやラブコメで彼の笑顔を観たほうがいいなあと思ってました。またキム・ヒョンジュさんはバラエティ番組「ルームメイト」でも観ていて結構素敵な女優さんだと思っていたのですが、今回初めて演技を観ることができて良かったです。ソ・ガンジュンくんとは縁があるみたいで、その「ルームメイト」でもドラマ「家族なのにどうして?」でも共演してます。このドラマも観たいです。またハン・ソッキュさん、貫禄あっていつもながら渋くうまかったです。

終始お互いを疑いながらドラマが進み、緊張の糸が張り詰めた感じのドラマで結構面白かったです。naonaoお勧め度★★★★

天気が良ければ訪ねて行きます

韓国ドラマ「天気が良ければ訪ねて行きます」(When the Weather Is Fine)を観ました。


韓国ドラマ【天気が良ければ訪ねて行きます】DVD版 全16話

韓国ドラマ【天気が良ければ訪ねて行きます】DVD版 全16話



  • 出版社/メーカー: ノーブランド品

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2019年の作品。IMDb評価は8・0。ソ・ガンジュン主演。ヒーリングラブロマンス。原作「天気が良ければ訪ねて行きます」を先に読んでいたので期待して観ました。原作本とはまた違った感じでしたが、ドラマはドラマで良かったです。のどかな田舎を舞台にレトロな書店を中心に、静かで暖かくスローな雰囲気が大好きなドラマでした。美しい音楽と美しい映像も魅力的でした。

へウォン(パク・ミニョン)は冬になるとソウルから村の叔母が経営するゲストハウスに戻ってきます。ゲストハウスと目の鼻の先にある「グッドナイト書店」には同級生だったユンソプ(ソ・ガンジュン)がいて、彼は書店とスケートリンク、読書会を切り盛りしていました…。母がDVの父を殺したために高校生の時にソウルからこの村にやってきて叔母と住むことになったへウォン。そのことで噂になり学校でいじめに遭い自殺未遂までした辛い過去があります。一方ユンソプは両親に捨てられ温かな養父母に育てられていましたが、実の母の幻想を時々見たりしています。ずっとへウォンのことが好きだったウンソプと、この冬戻って彼と頻繁に顔を合わせることで彼の温かさを知ることになったへウォンはユンソプにどんどん惹かれていきます…。

へウォンもユンソプもお互いが暗い過去を背負って生きているけれど、この主役の二人だけでなくへウォンを育ててくれてた叔母さんも実は相当重い十字架を背負っていることが後から判明。結構泣けました。ひどく重く暗いシーンもありますが、外は暗くて寒いのに部屋の中は明るくて暖かくてゆっくりと静かに時が流れる感じのドラマなので、それがとっても心地良かったです。音楽もドラマにマッチしていて素敵でした。

グッドナイト書店のブログが原作本の方がもっと心に染みわたる言葉が綴られていた感じだったけれど、ドラマでは最後にほんの少しという感じで少々物足りなかったです。たぶん本を先に読んでいなければこれはこれとして満足していたと思いますが。頻繁にお茶やコーヒーを入れるくつろいだシーンが出てくるので、このドラマを観てるとコーヒーが必ず飲みたくなりました。5話にソン・イェジンさんが学生服でダンスする映画かドラマのシーンが出てくるのですが、映画「ラブストーリー」なのではないかな?と思い楽しくなりました。公開当時観たことがあり、この映画も好きだったなあと思い出しました。またへウォンが手首にヘナを使って絵を描いていてユンソプにも手首にヘナで絵を描いてあげるのですが、インド旅行中に手のひらにヘナを使って絵を描いてもらったことを思い出しました。インドの女の子たちのおしゃれはもっと込入った複雑なデザインでしたが、韓国にもそれに似たこんなおしゃれがあるんだなあと感心しました。今ちょうど観ているドラマ「偶然見つけたハル」に出演してるイ・ジェウクくんとキム・ヨンデくんも出ていたのも楽しかった。特にイ・ジェウクくんの演じるウンソプの同級生で役所勤めの彼の役は、ウンソプの妹役のキム・ファンヒちゃんと共に結構笑わせてくれる役どころで良かったです。ドラマの中にはたくさんの童話や話で盛りだくさんで、良く知られた「幸せの青い鳥」や「鶴の恩返し」の他、知らない話もたくさん使われていました。それもグッドナイト書店の読書会で発表される話の他にもドラマが進行する中で語られる話もあり、ドラマシーンにも合っていて心にグッときました。

それにしてもパク・ミニョンを見つめるソ・ガンジュンくんの眼差しが温かくて胸キュンでした。美男美女のカップルなのでいい目の保養でもありました。ラブロマンスやラブコメよりヒーリングラブロマンスと言われるこの手のジャンルのもの(この「天気が良ければ会いに行きます」ほか「30だけど17です」「ただ愛する仲」「サイコだけど大丈夫」など)が最も好きなジャンルだと思いました。また原作本を読み返したい気分にもなりました。1つ残念なのは冬の話なので冬に観たほうが尚更良かったかもなあと思ったことです。でも観たいときに観れてそれはそれで幸せなのかも。この癒しのドラマ、お勧めです。naonaoお勧め度★★★★★[王冠]



天気が良ければ訪ねて行きます

天気が良ければ訪ねて行きます



  • 出版社/メーカー: アチーブメント出版

  • 発売日: 2020/12/28

  • メディア: 単行本